無題

    首藤勝次

 昨夜は仲間と久しぶりに飲みました。

主役の神山さんはとても気持ち良さそうに飲んでいました。いや、飲み過ぎていましたから、今日の作文教室での講義は大丈夫かなと心配していましたが、声の張りも良くて、参加者の子どもたちはもちろん、大人たちも魅了されました。

 作文を書くこと、その原点は、やはり感性ある行動を始めることにある。行動が言葉を生むということか。

 うれしい、悲しい、その気持ちを素直に文字に込める。その経験の積み重ねが心の幅を広げる。感性のヒダを広げてくれる。

 書く、書く、毎日書く。ささいなことが書くことによって自分の人生を豊かにしてくれることを教えてくれる。

 今夜、神山さんはもう一度長浜に泊まる。今夜もまた二人で飲み過ぎるのだろうな。これから帰りにマルショクで買い物をしよう。

竹の子はある、みそもある。あとは豚肉があれば、豚みそ竹の子を作ることができる。

 さあ、もう帰ろう。